岡崎慎司、次節にも復帰の可能性と地元メディア指摘 「焦る必要はない」と“リスク”に懸念も
3日のエルチェ戦で負傷 日本代表の遠征を辞退し、直近のバジャドリード戦も欠場
リーガ・エスパニョーラ1部ウエスカの日本代表FW岡崎慎司は、現地時間3日に行われたリーグ第5節エルチェ戦(0-0)で左太もも裏を痛めて途中交代。日本代表のオランダ遠征は不参加となり、18日のバジャドリード戦は欠場となったなか、現地メディアは早期復帰の可能性を伝えつつも「焦る必要はない」と現状を報じている。
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岡崎は昨季、リーガ2部でチームトップの12得点を挙げ、1部昇格に貢献。日本代表のオランダ遠征では、昨年6月のコパ・アメリカ(南米選手権)以来となる招集を受けていた。しかし、エルチェ戦では前半40分に左太もも裏を痛めて負傷交代。2~3週間の離脱とされ、代表は辞退することとなっている。
バジャドリード戦も欠場となり、ウエスカは2-2のドロー。スペイン地元紙「エラルド」は「プロとして入念な準備を続ける岡崎は、昨夏の加入以降、フィジカル面の要因で出場できないことはほとんどなかった」とチームを牽引し続けてきた岡崎について触れつつ、次のように現状に言及している。
「離脱期間が2~3週間と判明した瞬間から、岡崎は一刻も早く復帰することがモチベーションとなった。そのためにクラブのメディカルとともに励み、25日の第7節レアル・ソシエダ戦で復帰する可能性を除外していない。先週はチームメートと別メニューだったが、すでにボールを使ったメニューをこなしており、そのペースは上がっている」
このように次節の復帰もあり得るとする一方で、記事では「復帰には慎重になる必要がある」とも指摘。「首脳陣からすれば岡崎はなるべく早くスカッドに戻したいところだろうが、ラファ・ミルやサンドロ、エスクリチェといった代役がいる以上、焦る必要はない」として、早期の復帰に伴うリスクも懸念していた。
負傷の克服のためにハードワークし、首位ソシエダとの一戦に間に合う可能性も出てきた岡崎。今季未勝利と波に乗り切れないチームを救う存在となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)