ミラン、今冬に冨安へ再オファーか 選手1名追加の条件アップに海外注目「条件にかなり近い」
18.6億円のオファーをボローニャが拒否し、10月中の移籍は実現せずもミランは条件強化
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、セリエAの名門ACミランが獲得に興味を示していると報じられていたが、市場閉幕日の10月5日までに移籍は実現しなかった。しかし、スペインメディアによれば、ミランは冬に再び獲得に乗り出す構えだという。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
2018年に日本代表デビューを飾った冨安は19年夏、ベルギー1部シント=トロイデンからボローニャへ移籍。同年10月に左大腿二頭筋、終盤戦で右太ももを痛めて離脱した期間はあったが、右サイドバックのレギュラーとしてリーグ戦29試合に出場し、1ゴールを記録した。今季は開幕からセンターバックで先発出場を続け、ミランが獲得に興味を示したとされるほど評価を高めた。
ミランは移籍金1500万ユーロ(約18億6000万円)を提示するもボローニャが受け入れず、元日本代表MF本田圭佑(ボタフォゴ)に次ぐ2人目のミラン所属の日本人プレーヤー誕生とはならなかった。しかし、ミランは冬の移籍市場で、“金銭+選手”と条件をグレードアップさせて再びオファーする見込みだという。
スペインメディア「todofichajes」は、「ミランはトミヤスを購入するために1500万ユーロ+ムサッキオを準備」との見出しでレポートしている。
「ミランは冬のマーケットでタケヒロ・トミヤスの獲得を再び試みる。すでに夏にオファーを出したが、ボローニャは提示された条件を受け入れなかった。ミランはトミヤスを購入するために1500万ユーロ+マテオ・ムサッキオを準備している。ボローニャは移籍金2500万ユーロ(約31億円)を要求しているので、このオファーは条件にかなり近い」
移籍金の金額こそ同額ながら、ミランは30歳のアルゼンチン代表DFマテオ・ムサッキオ(推定市場価格700万ユーロ/約8億7000万円)を含めることでボローニャの合意を得ようと動いているようだ。
冨安への“ミランの本気度”が伝わってくるが、イタリア屈指の名門が新天地となるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)