本田と好連携を見せる”恋人”が1年でミランを去る!? バイエルンが獲得に動くか

今季14得点のFWバッカへのオファーを、ドイツの絶対王者が検討

 ACミランのコロンビア代表FWカルロス・バッカが、今季終了後にバイエルン・ミュンヘンに移籍する可能性が浮上している。ミラン専門ニュースサイト「ミランニュース」が報じている。

 今季セビージャから3000万ユーロ(約38億円)の移籍金で加入したストライカーは、リーグ戦30試合で14ゴールを記録している。一時スランプに陥っていたバッカだが、20日のラツィオ戦で同点弾を決めるなど好調を取り戻している。

 そんなコロンビア人ストライカーの躍動を、ドイツ王者が見守っていたという。バイエルンのスカウトが本拠地サン・シーロを訪問していたという。昨季までレアル・マドリードを率い、来季からバイエルンの監督に就任するカルロ・アンチェロッティ氏は、昨季までセビージャで大活躍したバッカの能力を高く評価。今回の代表活動期間によるリーグ中断を経て、正式オファーを出すかどうかを決めるとレポートされている。

 ミランは今期の単年度赤字が100億円以上になると見込んでいる。来季のUEFAチャンピオンズリーグ出場権を取り損ねた場合、ミランで唯一ワールドクラスの実力者と呼べるバッカに対する全てのオファーを検討し、売却益を手にするとレポートされている。

 日本代表FW本田圭佑と好連携を見せてきた”恋人”は、1年で凋落のミランから去ってしまうかもしれない。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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