元アーセナル天才MF、ワンタッチ連続の華麗“連携弾”に再脚光 「サッカー史上最も美しい」
7年前のノリッジ戦でウィルシャーが決めたゴールをアーセナル公式が回顧
元イングランド代表MFジャック・ウィルシャーが7年前に決めた華麗な“連携弾”に、古巣アーセナルの公式インスタグラムが再注目。ファンからは「過去最高の連携ゴール」と反響が集まっている。
かつて天才MFとして将来を嘱望され、10代の頃からトップチームで活躍していたウィルシャーだが、度重なる怪我の影響もあって現在は無所属となっている。スコットランドの名門レンジャーズなどへの移籍が噂されるなか、その“行き先”が注目されている。
そんななか、下部組織時代から長くプレーした古巣アーセナルの公式インスタグラムは、7年前の2013年10月19日のノリッジ戦(4-1)でウィルシャーが決めた伝説的なゴールを回顧。「ジャック・ウィルシャーがワールドクラスのゴールを決めた記念日!」と綴り、動画を公開している。
0-0の前半18分、自陣でボールを持ったウィルシャーは左サイドの元イングランド代表DFキーラン・ギブスに展開。そこから元スペイン代表MFサンティ・カソルラ、ウィルシャーとパスを回してペナルティーエリア手前まで運ぶ。さらにカソルラ、フランス代表FWオリビエ・ジルー、ウィルシャー、ジルーとすべてワンタッチでつながり、最後はディフェンスラインを完全に破ったウィルシャーが右足のワンタッチシュートでネットを揺らした。
相手守備陣を完全に手玉に取り、棒立ちにさせる華麗なゴール。コメント欄では「過去最高の連携ゴール」「忘れられないスペシャルなゴール」「サッカー史上最も美しい一撃」と称賛の声が寄せられていたほか、「ウィルシャーに復帰してほしい」と願うファンも多く見られた。
アーセン・ベンゲル氏が監督を務め、美しいフットボールで名を馳せた当時のアーセナル。その一つの集大成とも言えるゴールだったと言えるだろう。