「ジダンに見放され続けていれば…」 ブラジル英雄、イスコが“第2のハメス”になる可能性指摘
元ブラジル代表FWリバウド氏が見解 「イスコが似たようなことを考えるかもしれない」
レアル・マドリードから“第2のハメス”が生まれてしまうのか――。元ブラジル代表FWリバウド氏がジネディーヌ・ジダン監督の下で出場機会が限られるスペイン代表MFイスコがコロンビア代表MFハメス・ロドリゲス(エバートン)のように出番を求めてプレミアリーグに移籍する可能性について言及している。
ハメスはジダン監督の信頼を得ることができず、今オフにエバートンへと完全移籍。過去にレアルとバイエルン・ミュンヘンの2つのクラブで指導を受けていたカルロ・アンチェロッティ監督の下で水を得た魚のように躍動しており、プレミアリーグ首位を走るチームのキーマンとなっている。
リバウド氏はそんなハメスの姿を見て、触発される選手がレアルにいるのではと考えているようだ。その選手がスペイン代表の“魔術師”イスコだ。同氏は英ブックメーカー「Betfair」内のコラムで、イスコがハメスの後を追ってイングランドに移籍する可能性があると綴っている。
「コロンビア代表アタッカー(ハメス)はエバートンで大活躍している。近い将来、イスコが同じような移籍を決断したとしても私は驚かない。
イスコはハメスを見て、彼がマドリードを離れて先発のチャンスがあるクラブへ行ったことにとても満足しているのを知っている。このままジネディーヌ・ジダンに見放され続けていれば、イスコが似たようなことを考えるかもしれない」
イスコはジダン体制で絶対的なレギュラーという立場を固めることができておらず、昨季はリーグ戦23試合の出場に終わった。今季は開幕5試合中4試合でピッチに立つも、先発起用は2試合のみにとどまっている。
リバウド氏はイスコがレアルで「重要な選手」だったのはすでに過去のことで、ハメスのように新天地に活躍を求める可能性があると考えているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)