C大阪FW豊川雄太、20mの芸術ループ弾を海外絶賛 「日本の真の天才」「最も美しい瞬間」
豊川雄太が横浜FM戦で絶妙なループシュートで移籍後初ゴール
セレッソ大阪のFW豊川雄太は、17日に行われたJ1リーグ第23節の横浜F・マリノス戦(4-1)で、移籍後初ゴールとなる約20メートルの絶妙ループシュート弾を決めた。この鮮やかな一撃が、海外でも称賛されている。
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豊川が2ゴールの活躍を見せた横浜FMとの一戦。C大阪はMF奥埜博亮の2ゴールで2点差をつけて、後半26分を迎えた。すると、DF片山瑛一が自陣から相手ディフェンスラインの裏へロングボールを供給。反応した豊川が相手選手2人に挟まれながら絶妙なトラップで収め、ペナルティーエリア手前右からふわりと浮かせたループシュートを放つ。ボールはやや飛び出していた相手GK梶川裕嗣の頭上を越え、綺麗な放物線を描いてゴール左に決まった。
約20メートルの超絶ループシュートを決めた豊川は、今季ベルギーからJリーグに復帰。8月に膝の負傷もあってここまでは不完全燃焼だったが、リーグ戦11試合目にして待望の移籍後初ゴールを奪い、後半35分には勝負を決定づける2点目もマークした。
これに、ボスニア・ヘルツェゴビナ紙は「日本の真の天才:豊川の驚異的なループを見て」と題し、「試合の最も美しい瞬間は71分に豊川雄太が梶川裕嗣の頭上を巧みに越した時だった」と紹介。DAZN公式ツイッターでも「年間ベストゴール級」と称えられた一発は海外でも絶賛された。
13日に行われた日本代表のコートジボワール戦(1-0)で、熊本・大津高校時代のチームメートであるDF植田直通(セルクル・ブルージュ)がA代表初ゴールをマーク。同級生の活躍に刺激されるかのように決めた芸術的なループシュートは、記憶に残る一発となった。