浦和、“無得点4連敗”のホームでゴールラッシュ! 仙台に6-0完勝、興梠&レオナルドが2発

浦和FW興梠慎三【写真:小林 靖】
浦和FW興梠慎三【写真:小林 靖】

鬱憤を晴らす完勝劇、長澤の先制ゴールで波に乗りホームで6試合ぶりの勝利

 浦和レッズがホームゲーム6試合ぶりの勝利を、6得点のゴールラッシュで飾った。18日のJ1リーグ第23節でベガルタ仙台をホームに迎えた浦和は、6-0の大勝を収めた。

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 浦和は前々節にサガン鳥栖とのアウェーゲームで1-0の勝利を収めて3連敗をストップし、前節は柏レイソルとアウェーで1-1と引き分けた。ホームゲームでは5戦連続で勝利がなく、無得点の4連敗中で迎えた一戦だったが、立ち上がりから面白いようにゴールが決まった。

 まずは前半8分、FW武藤雄樹のパスをMF汰木康也がスルーしてFW興梠慎三につながると、その間に大きく回り込むように走り込んだ汰木に興梠からパスが通る。それを汰木がヒールキックで戻すと、ボランチの位置から走り込んだMF長澤和輝が蹴り込んで先制。浦和は埼玉スタジアムで5試合ぶりのゴールを奪った。

 すると同36分には、MFマルティノスがペナルティーエリアすぐ外からのFKを左足で蹴り込み、同39分には自ら得たPKを興梠が自ら蹴り込んで3-0となった。ハーフタイムを挟んで後半6分には、汰木のクロスに興梠が頭で合わせて追加点と、一気に勝負を決めた。興梠は2013年の浦和加入以来、リーグ戦の仙台戦での成績が16試合出場18ゴールという強烈な結果になった。

 さらに浦和は同22分に、CKのこぼれ球を拾ったマルティノスがサイドを深くドリブルで崩すと、途中出場のレオナルドに後は決めるだけのラストパスを通して5点目。さらに同41分にはDF橋岡大樹のクロスをワントラップでレオナルドが蹴り込み、6-0と大量得点差での勝利になった。

 浦和のホームでの勝利は8月29日のリーグ第13節、大分トリニータ戦以来の6試合ぶりで、レオナルドのゴールもそれ以来だった。これまで結果の出なかったホームゲームで大勝を収めた浦和は、ラスト10試合で勢いに乗りそうな気配を見せている。

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