“デビュー戦”で衝撃の一発退場 ユベントスMF、“踏みつけ”タックルで不名誉記録
クロトーネ戦で移籍後初出場、1アシストも無念の一発退場
今月5日に最終日を迎えた移籍市場の最後の最後でイタリア・セリエA王者ユベントスに加入したイタリア代表MFフェデリコ・キエーザは、現地時間17日のクロトーネ戦でユベントスデビューを果たしたが、まさかの退場処分となった。データ分析会社「オプタ」によると、不名誉な記録になってしまったという。
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キエーザはこのクロトーネ戦に右のウイングバックで出場してユベントスでのデビューとなった。これがセリエA通算650試合目の出場になったGKジャンルイジ・ブッフォンは、父のエンリコ・キエーザとパルマ時代に同僚としてプレーしていただけに、親子2代でブッフォンと同じチームで出場するという、ちょっとした記録も達成された。
そのキエーザは0-1のビハインドで迎えた前半21分に、FWアルバロ・モラタのゴールをアシストする鋭いクロスを供給し、上々のデビューを飾ったかに見えた。しかし、1-1の同点で迎えた後半15分、キエーザは相手を足の裏で踏みつけるようなタックルをしてしまいレッドカードを提示されてしまった。結局ユベントスは、昇格組のクロトーネ相手に1-1で引き分ける結果に終わった。
オプタ公式ツイッターによると、勝ち点3制度が導入されて以降のセリエAにおいて、ユベントスでのデビュー戦で退場処分を受けたのは、この試合のキエーザが初という衝撃のデビューとなってしまった。
エースFWクリスティアーノ・ロナウドや新加入のアメリカ代表MFウェストン・マッケニーが新型コロナウイルス陽性反応で隔離となるなど、メンバーのやり繰りに苦労しているユベントスだが、少なくともキエーザは次節が出場停止となるだけに、またしてもアンドレア・ピルロ新監督にとっては頭の痛い状況が訪れている。