“危険タックル”被害のファン・ダイク、最大7~8カ月の離脱か 王者リバプールに暗雲
エバートン戦で相手GKのタックルを受け負傷交代、右膝前十字靭帯を負傷か
リバプールのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクは現地時間17日に行われたエバートン戦(2-2)で負傷し、前半11分に途中交代を余儀なくされた。試合後のレポートによれば、右膝前十字靭帯の負傷で最大7カ月から8カ月の長期離脱の可能性があるという。
リバプールはセネガル代表FWサディオ・マネのゴールで開始3分に先制するも、その直後にアクシデントに見舞われた。同5分、セットプレーで攻撃参加していたファン・ダイクがエバートンのイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードと衝突。その際に右膝を痛めたようで、自力で歩いてピッチの外に出ることはできたものの、プレー続行は不可能で同11分に途中交代した。
試合は2-2で終了し、今季最初のマージーサイド・ダービーはドローに終わっている。
英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、リバプールのユルゲン・クロップ監督は試合後の会見で、ファン・ダイクの負傷について「良くないよ。フィルジルは続けて何試合もプレーしてきたが、今回はプレー続行不可能だった。それほど良くない怪我だ」とコメントしている。
衛星放送「ビーイン・スポーツ」によれば、ファン・ダイクは膝の前十字靭帯を負傷した可能性があり、その場合は最大で7カ月から8カ月の長期離脱となる可能性があるという。
ファン・ダイクは昨季、コロナ禍での過密スケジュールがあったなかでも、プレミアリーグ全38試合フルタイム出場を果たした。今季もここまでリーグカップを含む公式戦全8試合に出場する鉄人ぶりを見せていたが、よもやのアクシデントで長期離脱の可能性が浮上している。
負傷離脱となれば、リーグ連覇を狙うリバプールにとって大きな痛手となることは間違いないだろう。
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