ハーランド、ドルトムント加入の舞台裏も規格外 “仲介手数料”は移籍金超えの計28億円
代理人のライオラと父親が得たのは、ザルツブルクに支払われた25億円以上の金額
ノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドは、今年1月にオーストリア1部ザルツブルクからドイツ1部ドルトムントへ移籍した。スペイン紙「ABC」は、ドルトムントが移籍金2000万ユーロ(約25億円)をザルツブルクに支払い、さらに2300万ユーロ(約28億円)を仲介料として代理人とハーランドの父に支払ったと伝えている。
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昨季、1月の移籍市場でザルツブルクを離れるまでに、公式戦22試合28得点を挙げたハーランドは、ドルトムントへ移籍後も好調をキープ。今季の5試合5得点を含め、通算23試合21得点というハイペースでゴールを量産し続けている。
リーズやマンチェスター・シティなどでプレーしていた元ノルウェー代表MFアルフ=インゲ・ハーランドを父に持つサラブレッドは、世界屈指のストライカーとみなされており、レアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーなどが関心を示しているとされている。
「ABC」紙は、そのハーランドのレアル入りの可否について特集。そのなかで移籍を困難にする要因の一つとして、代理人であるミノ・ライオラ氏が高額の移籍金を要求する可能性を指摘した。記事では「ドルトムントは4300万ユーロを支払った。2300万ユーロは、コミッション料だ。誰もがザルツブルクに支払った2000万ユーロを話題にしていたが、ドイツとノルウェーのプレスによると、ライオラ氏は1500万ユーロ(約19億円)、選手の父には800万ユーロ(約10億円)が支払われている」と、伝えている。
また、レアルはドルトムントと良好な関係にあり、ノルウェー代表でもチームメートであるMFマルティン・ウーデゴールが所属しているといったことが、レアル移籍の後押しになるとしている。
レアルはフランス代表FWカリム・ベンゼマの後継者として、新たなストライカー獲得を目指しているとされるが、ハーランドと交渉がまとまる場合、移籍金や代理人に支払われる金額はどれほどになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)