中井卓大、“トップの未来”としてレアル専門メディア期待 「すでに将来のジダンのプランに…」
マルセロやベンゼマらが参加したゲーム形式の練習でもプレーしたことで反響拡大
スペインの名門レアル・マドリードの下部組織に在籍するMF中井卓大は、トップチームの練習に参加したことで一躍注目を集め、反響は欧州で拡大している。レアル専門メディアは、「若き日本人選手はすでに将来のジダンのプランに入っている」と期待を込めて伝えた。
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“ピピ”の愛称で知られている中井は、2013年に9歳でレアルの下部組織に入団。加入後から順調に昇格し、今季からフベニールB(U-18相当)に所属しているが、今年8月に開催されたフベニールA(U-19相当)の選手が出場するUEFAユースリーグに“飛び級”で登録されている。
今月の国際Aマッチウィーク中、レアルは代表選手が多く在籍するためトップチームの人員が不足。それに伴い、ジネディーヌ・ジダン監督は中井をトップチームのトレーニングに招集し、ブラジル代表DFマルセロや元フランス代表FWカリム・ベンゼマらも参加したゲーム形式の練習映像はスペインメディアを中心に取り上げられた。
英紙「ザ・サン」は、「“ワンダーキッド”のタクヒロ・ナカイは、ジネディーヌ・ジダン監督とファーストチームに合流した後、大きな瞬間に一歩近づいた。トップチームのスポットを争う可能性があるという噂のなか、10代のスターレット(スターの卵)は、インターナショナルブレイクに白い巨人のトッププレーヤーとトレーニングを行なってきた」と大きく報じた。
これを受け、レアル専門メディア「Defensa Central」も「イングランドがピピ・ナカイに驚いた:マドリードが待っているトップの未来」と見出しを打って取り上げている。
「カンテラにあるレアル・マドリードのタレントは壮大なものだ。誰もがトップチームにたどり着き勝利を掴むことはないが、いくつかの例を目の当たりにしている。ナチョ、カルバハル、ルーカス・バスケスがその中の一例。一番下から始め、努力と犠牲を経て、現在トップチームの中で定位置を掴むまでになっている。
(16歳の)ナカイはトップチームの練習で試すだけの年齢になっている。そしてそうなり、若き日本人選手はすでに将来のジダンのプランに入っている。とにかくナカイは、今季フベニールの年齢でカスティージャ(Bチーム)に所属することになるだろう。もし成長を続け、その偉大なタレントを試し続ければ、それほど遠くないうちにより高いリズムを掴むためトップチームでチャンスを得ることになるはずだ」
日本代表MF久保建英(ビジャレアル)に次ぐ若きタレントとして、中井への注目度は日に日に高くなっている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)