香川真司、オランダメディア特集「無所属の名プレーヤー」に選出 「何かをもたらしてくれる」

香川真司が「無所属の名プレーヤー」に選出【写真:Getty Images】
香川真司が「無所属の名プレーヤー」に選出【写真:Getty Images】

「voetbalzone」がMF部門の1枠にセレクト 「プレミアリーグでの経験がある」

 2020年の欧州夏の移籍市場は、コロナ禍により多くのリーグで例年よりも約1カ月延長され、10月上旬に閉鎖された。そうしたなか、海外メディアは「無所属の名プレーヤー」に着目。特集記事でセレクトされたなかには、今夏でスペイン2部サラゴサを退団したMF香川真司も選出されている。

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 例年、夏の移籍市場は8月31日で閉幕する。しかし、今年は新型コロナウイルス感染拡大の影響から多くのリーグで中断を余儀なくされ、昨シーズンの終了時期や今シーズン開幕時期が大幅に後ろ倒しとなった。そうした状況を踏まえ、今夏の移籍市場における移籍期限は、欧州サッカー連盟(UEFA)通達の下、10月5日に設定されていた。

 今夏の移籍市場では、ウェールズ代表FWギャレス・ベイル(レアル・マドリード→トッテナム)、ウルグアイ代表FWルイス・スアレス(バルセロナ→アトレティコ・マドリード)らが新天地へ移った一方で、オランダメディア「voetbalzone」は「無所属の名プレーヤー」に着目。代表やクラブでの実績がありながらも、期限までに移籍先を見つけられなかった選手たちをポジションごとにピックアップし、FW部門に元ブラジル代表FWアレシャンドレ・パト、元クロアチア代表FWマリオ・マンジュキッチ、元イタリア代表FWマリオ・バロテッリを選出したなか、MF部門の1枠には香川をセレクトしている。

 記事では「香川真司は、プレミアリーグでの経験がある。しかし、マンチェスター・ユナイテッドでの2シーズンは、ユルゲン・クロップ監督率いるボルシア・ドルトムントで大活躍したモノに比べると、決して大成功とは言えないものだった。驚異的な走力を持つ同選手は、オランダのトップ3からあらゆるクラブに何かをもたらしてくれる。また、香川には日本に数百万人のファンがいることから、商業的にも非常に魅力的な契約となっている」などと紹介されている。

 ギリシャの名門PAOKサロニカをはじめ、メディア上では様々なクラブが新天地候補に浮上している香川。本人はスペインでのキャリア継続を希望しているとされるが、新たな所属先としてどのクラブを選択するだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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