「なんて男だ!」「最高のお手本」 PSGのムバッペ、闘病中の少年に捧げた”紳士的行動”が話題

PSGのムバッペの行動が称賛されている【写真:Getty Images】
PSGのムバッペの行動が称賛されている【写真:Getty Images】

ニーム戦での先制ゴール後、がんの闘病に励む8歳の少年へメッセージを捧げる 「僕は君といる」

 フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、現地時間16日に行われたリーグ・アン第7節のニーム戦(4-0)に先発出場し、2ゴールを決めた。抜群の得点嗅覚を発揮しチームの勝利に貢献する働きを見せたなか、1点目の後にある少年に捧げたメッセージが話題になっている。

【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に

 敵地でのニーム戦で先発出場したムバッペは前半32分、敵陣左サイドで味方からのスルーパスを受けると、GKを華麗にかわして左足で先制点を奪った。2-0で迎えた後半38分には、またもスルーパスに抜け出しGKとの1対1の場面で冷静にフィニッシュ。ここぞの決定力を発揮しチームの5連勝に貢献した。

 そんなムバッペが、先制点後に示した行動が話題になっている。自らのゴールを見届けたムバッペは、ゴール裏のTVカメラへ向かいユニフォームをまくり上げると、「Courage Lucas, je suis avec toi(勇敢なルーカス、僕は君といる)」と書かれたメッセージが登場。フランスの日刊紙「ouest-france」によると、このメッセージはPSGとムバッペのファンで、がんの闘病に励む8歳の少年ルーカス君に捧げられたものだという。

 ムバッペの紳士的な行動を「ouest-france」は「キリアン・ムバッペ、がんで苦しむルーカスに希望を託す美しいメッセージ」と見出しを打ち報道。「フランス代表チームのストライカーは、少年に何かを捧げたかったと、この試合のハーフタイムに(フランスのテレビチャンネル)テレフットのマイクで語った。『勇敢なルーカス、僕は君といる。彼は僕の友達だから、ルーカスに捧げたいんだ。私たちは皆恵まれているし、すべての子どもたちのことを考えている』とコメントした」と伝えている。

 このシーンの動画を投稿した英衛星放送「BTスポーツ」公式ツイッターには、「なんて男だ!」「最高のお手本」「世界中の子供たちのためのアイコン」「この男は紳士だ」「だから彼はスターなんだ」といった海外ファンからの賛辞のコメントが相次いでおり、21歳のストライカーの粋な計らいは、大きな反響を呼んでいるようだ。

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング