メッシ、レアルの超高額オファーを断っていた!? 本拠地の再建費310億円提示も「時間の無駄」

6年前、2013年当時のメッシ【写真:Getty Images】
6年前、2013年当時のメッシ【写真:Getty Images】

レアルが過去メッシに提示した驚愕オファーについて伊ジャーナリストが明かす

 レアル・マドリードが過去にバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシの獲得に向け、2億5000万ユーロ(約310億円)のオファーを出していたものの、本人からは「時間の無駄」とあっさり断られていたことが分かった。英紙「ザ・サン」がイタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は自著「Grand Hotel Calciomercato」の内容を伝えている。

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 バルサの下部組織カンテラで育ったメッシは17歳でトップチームデビューを果たすと、それから16年間で10度のリーグ優勝、4度のCL制覇、自身としても史上最多6回のバロンドール獲得など輝かしい成績を残してきた。

 そんなメッシ獲得を、リーガ・エスパニョーラでバルセロナの最大のライバルであるレアルが2013年に試みていたそうだ。イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏は自著「Grand Hotel Calciomercato」で、「オファーはマドリードのフロレンティーノ・ペレス会長からで、2013年にメッシに対し、2億5000万ユーロのオファーを提示した。そのお金は本来、(本拠地)エスタディオ・サンティアゴ・ベルナベウの再建のためのものだった」と記述。ただ、メッシからの反応は「非常にそっけなかった」そうで、基本的には「レアル・マドリードにはいかない、あなたは時間を無駄にしている」というような内容で即却下されたという。

 またディ・マルツィオ氏によると、ほかにも複数のヨーロッパの強豪がメッシ獲得を試みたそうで、2009年にはインテルがトライしたがこちらも実現しなかった。今年に関しては、メッシが退団希望の意向を明らかにしたことで世界中の関心が高まったスーパースターの移籍騒動。最終的にはもう1年残留することで終息したが、パリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティがオファーを出していたという。

 メッシの契約は今季限りとなっているが、果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。その去就に大きな注目が集まっている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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