バルサ監督、“物議”グリーズマンの起用法明かす 「彼と話した」「私も決断する」
バルセロナのクーマン監督がグリーズマンについて言及 「チームに最適なことを模索」
インターナショナルウィークが終わり、各クラブ、2020-21シーズンの戦いが再開する。ロナルド・クーマン新監督体制となってまずまずの滑り出しを見せているバルセロナだが、序盤戦の焦点となりそうなのがフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとなりそうだ。加入2年目を迎えたストライカーについて、指揮官が起用法について語っている。
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スペイン紙「ラ・バングァルディア」によると、現地時間17日に行われるヘタフェ戦に向けた会見に出席したクーマン監督は「オランダではヘタフェの戦い方について多く批判があったが、私はその批判に与していない」とフィジカル重視な対戦相手についてもリスペクトを持って臨むと語っている。
このヘタフェ戦に始まり、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)が開幕することもあり、いよいよ指揮官としての本領を問われることになる。それでも、「(リオネル・)メッシは今後の4試合をプレーできるはず。彼はプレーしないと、より疲れてしまうからね」とカタール・ワールドカップ南米予選から戻ったエースについても心配はないとした。
その一方でチームの懸念点とされているのがグリーズマンだ。バルサで“偽9番”として起用されている一方でフランス代表合流時には「(ディディエ・デシャン)監督が僕をどこで使えばいいか把握しているので、いい気分でプレーできる」と発言し、物議をかもした。それについてクーマン監督は「彼と話したし、私はチームに最適なことを模索しているんだと彼に話した。彼の自由が右ウイングにあると思うなら、私も決断する」と話している。
スペイン代表FWアンス・ファティの活躍、期限付き移籍から戻ったブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョの復調とともに、メッシと同じくレフティーのグリーズマンの最適ポジションを見つけることができるかが、バルサのアタッカー陣のユニット完成には不可欠な要素だろう。クーマン監督は対話しながら実戦をこなすことで、その最適解を見つけることはできるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)