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“日本のアトム”が値千金の決勝弾! 絶妙コントロールショットを同僚称賛「素晴らしいゴール」
SJK戦の後半25分、ペナルティーエリア内から右足を振り抜き、首位浮上を呼ぶ決勝弾
フィンランド1部ヘルシンキのMF田中亜土夢が、現地時間15日のリーグ第19節セイナヨエン・ヤルカパッロケルホ(SJK)戦にフル出場。絶妙なコントロールショットで値千金の決勝ゴールを突き刺し、同僚からも称賛されている。
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前半18分にフィンランド代表FWローペ・リスキのゴールで先制したヘルシンキだったが、前半のうちに同点に追いつかれ、スコアが動かないまま終盤に突入する。1-1で迎えた後半25分、田中が魅せた。
左サイドのペナルティーエリア手前でコロンビア人DFルイス・カルロス・ムリージョからの縦パスを受けた田中は、ワントラップして迷わずペナルティーエリア内に侵入。対面から相手選手2人が間合いを詰めようとするなかで右足を振り抜くと、完璧にコントロールされた一撃がゴール右隅に突き刺さった。
今季リーグ戦4点目となる勝ち越しゴールを決めた田中は、喜びを爆発させて自陣ベンチ目掛けてピッチにダイビング。チームメートたちからもみくちゃにされて、殊勲の一撃を称えられた。
フィンランド国営放送「Yle」は、「HJK(ヘルシンキの略称)はアトム・タナカの決勝ゴールで首位に躍り出た」とし、同僚FWリスキの「アトムは素晴らしいゴールを決めた。タフな試合でよくあるように、個のパフォーマンスが状況を打破した」との称賛コメントを紹介している。
また、田中も自身の公式ツイッターに、鉄腕アトムを彷彿させるガッツポーズの写真とともに、「決勝ゴール! 首位!」と投稿。日本のファンから「ビューティフルゴール、お見事でした」「アトムポーズも最高です!」とコメントが届いただけでなく、海外ファンからも「とても美しい」「ありがとうアトム!」「ヒーロー、アトム!」と称えられていた。