「不快感は増している」 ビジャレアルの“久保起用法”にレアルも注目と現地メディア報道

ビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】
ビジャレアルMF久保建英【写真:Getty Images】

スペイン代表FWモレノの負傷離脱を受けてチャンスが巡ってくるか

 ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、レンタル移籍した今季、開幕から5試合連続でベンチスタートと思うように出番を得られてない。スペイン代表FWジェラール・モレノが負傷離脱し、今月下旬からはUEFAヨーロッパリーグ(EL)もスタートするなかで、保有権を持つレアル・マドリードの専門メディアは、「エメリには言い訳がなくなり、マドリードは今週クボについての結論を出す」と報じている。

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 リーグ開幕5試合で合計54分のプレー時間にとどまっていた久保は、日本代表の一員として10月のオランダ遠征(カメルーン戦、コートジボワール戦)に参加。スタメン1試合を含む計86分間ピッチに立って、所属クラブの戦いに戻った。

 この間、スペイン代表の活動に参加していたモレノが左足ハムストリング負傷でチームを離脱。筋肉系の違和感で回復まで2週間以上を擁する可能性がスペインメディアでも報じられており、18日にリーガ・エスパニョーラ第6節バレンシア戦、22日にELグループステージ第1節シヴァススポル(トルコ)、25日にリーガ第7節カディス戦と公式戦が続くため、久保にその“穴埋め役”が期待されるとも言われている。

 そのなかで、レアル専門メディア「Defensa Central」によれば、レアルもウナイ・エメリ監督の采配に熱視線を送っているようだ。

「レアルは来週タケフサ・クボに対して起こる、すべてのことに注目している。数週間にわたりクラブ・ブランコ(=レアル)には日本人選手に対するエメリの振る舞いに対して大きな失望があり、目に見える好転がなければ契約破棄に終わるかもしれない。ジェラール・モレノの負傷が確認されたあと、クボにはビジャレアルで出場時間を得るための唯一のチャンスがやって来ている。しかし、エメリが自分のやり方を続け、クボをプレーさせるところを(サムエル・)チュクウェゼに主役の座を与える可能性もある。その点でレアルは、今後ビジャレアルで起こるあらゆることに十分な注意を払うことになる。すでに時間は経過しており、不快感は増している」

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