5年後にトップチームで再会… レアル中井卓大、ジダン監督との“初対面2ショット”に再脚光
2015年、ユーストーナメント観戦に訪れたジダン監督とスタンドで2ショット撮影
スペインの名門レアル・マドリードの下部組織に在籍するMF中井卓大は、トップチームの練習に参加したことで一躍注目を集めている。英紙「デイリー・メール」は、ビジャレアルにレンタル中の日本代表MF久保建英を例に出しつつ、「その足跡を辿る準備ができている」と伝えた。
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“ピピ”の愛称で知られている中井は、2013年に9歳でレアルの下部組織に入団。加入後から順調に昇格し、今季からフベニールB(U-18相当)に所属しているが、今年8月に開催されたフベニールA(U-19相当)の選手が出場するUEFAユースリーグに“飛び級”で登録されている。
今月の国際Aマッチウィーク中、レアルは代表選手が多く在籍するためトップチームの人員が不足。それに伴い、ジネディーヌ・ジダン監督は中井をトップチームのトレーニングに招集し、ブラジル代表DFマルセロや元フランス代表FWカリム・ベンゼマらも参加したゲーム形式の練習映像はスペインメディアを中心に取り上げられた。
大きな期待を集めるなか、英紙「デイリー・メール」は「タクヒロ・ナカイは、トップチームの練習に参加し、タケフサ・クボの足跡を辿る準備ができている。しかし、日本のスターレット(スターの卵)はどれほど優れ、どこまで上り詰められるのか」と特集を組んだ。
記事では、9歳で入団した中井はスペインで順調に成長して所属7年目を迎え、そのスキルは経験豊富なマルセロもすでに注目したほどだと言及。そして、「2015年、ユーストーナメントでプレーした時に初めてジネディーヌ・ジダンと会った」として、2015年11月8日に「Con Zidane(ジダンと)」と中井がインスタグラムに投稿したジダン監督との2ショットも紹介しており、今回5年の月日を経て、トップチームの練習で“再会”を果たしたことになる。
トップチームに上がるには、フベニールA、カスティージャ(Bチーム)と二つのカテゴリーをクリアする必要があるが、ジダン監督の下でプレーする日が訪れるのもそう遠くはないかもしれない。