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「怪我をしないためならいくらでも…」 元英代表FW、繰り返される負傷の苦悩吐露
現在無所属のスターリッジ、負傷に対するドイツ代表FWロイスの言葉に同調
リバプールなどで活躍した元イングランド代表FWダニエル・スターリッジは、現在無所属となっている。キャリアを通じて度重なる負傷に悩まされた悲運のストライカーはインタビューで健康のためならいくらでもお金をかけると語った。英メディア「インディペンデント」が報じている。
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マンチェスター・シティやチェルシーなどイングランド屈指のビッグクラブを渡り歩いてきたスターリッジ。2013年に加入したリバプールでは得点能力に磨きをかけ、13-14シーズンにはプレミアリーグで21得点を挙げている。当時のウルグアイ代表FWルイス・スアレス(現アトレティコ・マドリード)との2トップは、「SAS」の愛称でも親しまれた。
しかし、キャリアを通じて多くの負傷に悩まされたスターリッジは年々出場機会を減らし、19年にはリバプールを退団。昨季はトルコのトラブゾンスポルでプレーするも、今年3月に契約解除。現在も所属クラブがないままだ。
そんな“ガラスのストライカー”、スターリッジはポッドキャスト番組「Behind The Lines」でインタビューを受け、その内容を「インディペンデント」が伝えている。同選手は同じように負傷の多さに悩まされてきたドイツ代表MFマルコ・ロイス(ドルトムント)の言葉に同調しつつ、自身の考えを打ち明けている。
「ロイスは怪我なくプレーするため、二度と怪我をしないためならいくらでもお金を払うと言っていた。正直、僕も同じことをするだろう。お金ならいくらでも払うよ。仕事場にいる理学療法士だけでなく、可能な限りで健康でいるために本当に多くのお金をすでに使っている。
数十万というお金だ。可能な限り体をベストな状態にしようとしてきた。時間をかければできることもあったけど……運が悪かったんだ」
スターリッジは度重なる怪我で「最も難しいのは精神面」と話している。
「なぜなら自分がすべてを尽くしたことを知っているからだ。よく眠り、よく食べていたことも全部知っている」