ミラン本田、同点弾起点も決定機で痛恨のシュートミス… 数的不利のラツィオ相手に1-1ドロー

公式戦17試合連続の先発 ミランは開始早々に失点も、バッカが同点弾

 ホームで勝ち点3を奪うことはできなかった。日本代表FW本田圭佑のACミランは20日に本拠地ラツィオ戦で1-1のドローに終わった。本田は公式戦17試合連続でスタメン出場し、同点ゴールに絡むプレーはあったが、後半39分に交代でベンチに退いた。ミランは3戦連続で白星なしとなった。

 ミランは主将のMFリッカルド・モントリーボが負傷から復帰し、ボランチの一角でスタメン出場した。また故障離脱していたFWルイス・アドリアーノが1月9日のローマ戦以来のスタメン起用となり、FWカルロス・バッカとコンビを組んだ。

 ミランはいきなり先制点を許す展開になった。前半9分、ラツィオの左コーナーキックをMFマルコ・パローロに頭で合わせられて失点。ホームであっさりと先制を許してしまった。

 しかし、すぐさま反撃に出る。同15分、右サイドでスローインを受けた本田がアドリアーノにクサビのパスを入れると、アドリアーノは相手DFに背後から引きずり倒されそうになりながらもボールをキープ。走り込んだバッカにラストパスを通し、これをバッカが決めて1-1の同点に追いついた。バッカは2月14日のジェノア戦以来、リーグ戦5試合ぶりのゴールを挙げた。

 その後は、一進一退の攻防が続いていった。前半終了間際にMFジャコモ・ボナベントゥーラがゴール前中央の約20メートルの地点から直接フリーキックを狙ったが、これは惜しくもクロスバーを直撃。1-1のまま前半を終えた。

 

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