浦和の“走るファンタジスタ”が2アシスト 柏木が「出たら結果を出したい」と意気込む
2-0の勝利に貢献
浦和レッズのMF柏木陽介は20日、J1ファーストステージ第4節湘南ベルマーレ戦で試合を決定づける“らしい”アシストで勝利に導いた。赤き司令塔は全得点を演出し、2-0の勝利に大きく貢献した。
試合後、全得点に絡んだ柏木は、納得のコメントを残した。
「(12日の)福岡戦からコンディションが上がってきていると感じていて、あとはプレーの質だけだった。試合の中でミスもなく決定的なパスを出すことができたし、球際でも戦えたと思う。自分に厳しくやろうとは思っているけど、今日は今年の中でも一番いいプレーができたと思う」
真骨頂 とも言えるプレーは、2点目のアシストだった。後半10分、ペナルティーエリア内でボールを受けた柏木は、相手DFが引きつけられた瞬間にノールックパスで自身の右側でフリーになったFW興梠慎三へと通した。これを興梠が落ち着いて決めて、リードが2点に広がった。試合の行方を決定的なものにするゴールを演出するプレーだった。
柏木は、この場面を「シュートも打てるぞというトラップをしてからのパスだったのが良かった」と、ファーストタッチの良さがゴールにつながったと振り返っている。
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