リーグ戦出場5試合で先発ゼロも、保有元のレアルへ“出番増”を誓う

　ビジャレアルに所属する日本代表MF久保建英は、今シーズンのリーグ戦は5試合すべてで途中出場と満足な出場時間を得られていない。そのため、レアル・マドリードは冬の移籍市場で、より多くの出場時間を与えるクラブに再びレンタル移籍させるのではないかと報じられていたが、レアル専門メディア「DefensaCentral」は、久保がレアルに伝えたとされる言葉を報じている。

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　今シーズンのリーガ・エスパニョーラでビジャレアルは、2勝2分1敗で暫定4位となっている。しかし、久保に与えられている時間は短く、現地メディアからも久保を起用しないことに対する疑問が上がるようになった。そうした反応を受け、ビジャレアルのウナイ・エメリ監督は、「久保はピッチ外ではスターだが、ピッチ内でスターになる必要がある。そのための最善の道を探っており、それによって目標を達成することができる」と説明した。

「DefensaCentral」によると、久保はこの発言に対しても動じていないという。昨季、所属したマジョルカでの状況に似ていると感じており、所属元となるレアルに対して「ここはマジョルカよりもレベルが高い。でも、多くの出場時間を得られるようになると思う」と、メッセージを送ったという。

　同メディアは、引き続き久保の出場時間が限定される場合は、イタリアのACミランへの再レンタル移籍の可能性を報じている。日本代表の欧州遠征では、カメルーン戦に途中出場で25分間、コートジボワール戦では先発で61分間プレーし、見せ場を作った久保。所属クラブで出場時間を確保し、さらなる成長へとつなげることができるだろうか。

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