メッシとの対決に間に合う? C・ロナウド、新型コロナ陽性でCLバルサ戦出場に影響か

C・ロナウドが新型コロナ陽性でメッシとのCL対決も危ぶまれている【写真:AP】
C・ロナウドが新型コロナ陽性でメッシとのCL対決も危ぶまれている【写真:AP】

イタリアで10日間の隔離へ クロトーネ戦、ディナモ・キエフ戦の出場は不可能な状況

 サッカー界のスーパースターであるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、現地時間13日に新型コロナウイルスの陽性反応が出たとのニュースは世界中を駆け巡った。ロナウド自身はすでに代表を離脱し、ポルトガル代表メンバーは再検査で全員が陰性反応となったものの、今後の日程でやや苦しくなるのはロナウドが所属するユベントスになりそうだと、スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が報じている。

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 ロナウドは14日に行われる予定のUEFAネーションズリーグ(NL)スウェーデン戦の欠場が決定。それとともに濃厚なのは、イタリアのコロナ陽性者に対する隔離生活だ。少なくとも10日間は検疫期間を設けなければならず、17日のセリエA第4節クロトーネ戦、20日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ初戦のディナモ・キエフ戦の出場は、現実的に不可能な状況となった。

 そして同紙が指摘しているのは、28日に予定されているCLグループステージ第2節、相手はアルゼンチン代表FWリオネル・メッシを擁するバルセロナだ。ロナウドとメッシが10年ぶりにCLの舞台で顔を合わせると注目を集めている一戦だが、「クラブは2週間後、バルサがユベントスのホームに訪れるグループステージの大一番に臨む。ただし、そこでプレーできるかどうか、姿を見せられるか、ポルトガル人ストライカーが直面することになる」と、グループ1位通過を争うライバルとの直接対決に間に合うか、ギリギリのタイミングだとしている。

 ロナウド自身は無症状とのことで、いち早い回復を世界中が望んでいる。ただし新型コロナウイルス感染が再拡大しているヨーロッパにおいて、ロナウドのような主力中の主力がシーズン中に欠ける事態が発生するとなると、2020-21シーズンは各クラブとも非常に難しい舵取りが求められそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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