南野は「前線の代役として最適な選手」 ダービーマッチでの先発出場を英メディア予想
不調のフィルミーノに代わって先発も? 「クロップ監督に先発出場を考慮させる」
リバプールの日本代表MF南野拓実は今季、加入2年目のシーズンを戦っている。ここまでリーグ戦では途中出場が続くなか、リバプール専門メディアは現地時間17日に行われるプレミアリーグ第5節エバートン戦での先発メンバーを考察。南野を「前線の代役として最適な選手」として、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノに代わっての先発出場を予想している。
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今年1月にリバプールに加入した南野は、今季はまだリーグ戦でのゴールこそないものの、9月24日のカラバオカップ4回戦リンカーン・シティ戦では2ゴール1アシストをマークするなど、徐々に存在感を高めてきた。国際Aマッチウィークでは日本代表として活動していたが、17日にはエバートンとの“マージーサイド・ダービー”を控えている。
地元のライバルとのダービーマッチであることに加え、エバートンはここまで4戦全勝で首位を走るチームでもある。そうした重要な一戦に向けて、リバプール専門メディア「Rousing The Kop」は「南野はエバートン戦の先発にふさわしいのか?」と見出しを打ち、南野が今季リーグ戦初先発を果たす可能性に言及。2-7で大敗した前節アストン・ビラ戦でのチームの低調な出来に触れつつ、次のように分析している。
「1月に加入した南野は、最近のロベルト・フィルミーノのパフォーマンス低下を考慮した時、前線の代役として最適な選手だ。アストン・ビラ戦のフィルミーノはアシストこそ記録したものの、完全な脇役だった。27本のパス、44のタッチにとどまり、大きなチャンスも浪費している。オフ・ザ・ボールでの動きも効果的ではなかった」
「ここ最近の南野が見せている印象的なパフォーマンスも、フィルミーノの立場を悪くする要因だ。南野もリーグ戦ではゴールを決めていないが、別の3つのコンペティションでは得点を挙げてきた。ユルゲン・クロップ監督に先発出場を考慮させることはできるだろう」
さらに記事では、南野が日本代表としてオランダ遠征に臨んでいたことに対し、フィルミーノはワールドカップ予選のために南米から帰ってくる必要があることも、先発起用を後押しする可能性があると指摘している。“マージーサイド・ダービー”で、南野は今季リーグ戦初先発となるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)