吉田麻也、アフリカ勢相手の2戦連続無失点に手応え 「ここまで堅く守れたのは僕の記憶にはない」

「日本サッカーの何か歴史を作りたいという気持ちも強くなった」

 特に、コートジボワールは前回対戦した2014年のブラジル・ワールドカップ初戦で先制点を奪うも、逆転負けを喫した相手だけに、吉田もこの6年間を“前進”という言葉を使って振り返る。

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「まず、良いボールを上げさせないプレスをかけ続けられた。もちろん僕とトミ(冨安)で安定感を出さなければいけないけど、最後のほうはしっかりとサイドバックも跳ね返すことができた。粘り強さはこの6年で大きく前進しつつあるところだと思う」

 センターバックはこれまで競争が激しいポジションでは決してなかったが、成長著しい冨安の冨安に吉田も刺激を受けているという。

「個人的には長くいたチーム(サウサンプトン)から移籍して、この半年で新しいことにチャレンジして成長するために試行錯誤しているなかで代表に呼んでもらえて、改めて存在価値を証明しなければいけないと思っていた。トミに負けないようにやっていかないと、という危機感も以前よりある。年も年で一つ悪いパフォーマンスをするとものすごく叩かれるので(苦笑)。コロナの影響でしばらく代表活動が止まって、ここで結果を出したい、日本サッカーの何か歴史を作りたいという気持ちも強くなった。この期間があったからこそ、改めてまたハングリーになれたと思う」

 日本代表のキャプテンを担う吉田が、どのように冨安ら若手を牽引し、チームパフォーマンスを上げていくのか、興味深いところだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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