吉田麻也、アフリカ勢相手の2戦連続無失点に手応え 「ここまで堅く守れたのは僕の記憶にはない」

オランダ遠征の2試合ともフル出場のDF吉田麻也【写真:ⓒJFA】
オランダ遠征の2試合ともフル出場のDF吉田麻也【写真:ⓒJFA】

オランダ遠征はカメルーン、コートジボワール相手に無失点で1勝1分で終了

 日本代表は現地時間13日、国際親善試合コートジボワール戦に1-0で勝利した。10月のオランダ遠征2試合はアフリカ勢相手に1勝1分で、2試合ともにクリーンシートを達成。最終ラインを統率したDF吉田麻也(サンプドリア)は、「アフリカ人選手に対して、ここまで堅く守れたのは僕の記憶にはない」と手ごたえを覗かせた。

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 森保一監督は、9日のカメルーン戦(0-0)から7人を入れ替えたコートジボワール戦でも4-2-3-1システムでスタート。センターバックは2試合連続で吉田とDF冨安健洋(ボローニャ)がコンビを組み、右サイドバックにDF室屋成(ハノーファー)、左サイドバックにMF中山雄太(ズウォレ)が入った。

 ドリブル突破を得意とするFWジェルビーニョ(パルマ)にサイドを崩されるなど、攻め込まれるシーンもあった日本だが、吉田と冨安の2人が冷静に対応した。無失点のまま試合終盤を迎えると、後半43分のDF植田直通(セルクル・ブルージュ)とともに3バックに変更。アディショナルタイムにセットプレーから植田が劇的なヘディング弾を突き刺し、2020年初勝利を飾った。

 オランダ遠征はカメルーン、コートジボワールのアフリカ勢相手に2試合連続の無失点。吉田は試合後のオンライン会見で、コンディションの良い相手を守りきれたことに充実感を覗かせた。

「なかなかアフリカ人選手に対してここまで堅く守れたのは、僕の記憶にはない。2試合とも非常に良いコンディションのチームだったし、目に見える数字で結果を出せたことは自信になる。これを続けていくのが大事だと思う」

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