森保J、コートジボワール戦「パフォーマンス分析」 1年4カ月ぶり先発の久保の評価は?
ボランチ遠藤、トップ下の鎌田が安定したプレーを披露 1年4カ月ぶり先発の久保は…
<MF>
■遠藤航(シュツットガルト)=★★★★☆
自身初のドイツ1部で好調なパフォーマンスをそのまま披露。味方がボールを奪われてカウンターを受けても、絶妙なカバーと球際の強さでピンチの芽を事前に摘み、ゴール前でジェルビーニョと1対1になった場面では当たり負けしなかった。データ分析会社「オプタ」によれば、ゲームハイの14デュエル(勝率50%)、敵陣パス数も両チーム最多の31本(成功率87%)を記録。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
■柴崎岳(レガネス)=★★★☆☆
組み立て役だけではなく、前半32分にはポストプレーで体を張る鈴木に縦パスを出したあと、ラン&ゴーでペナルティーエリア内に駆け上がって攻撃参加する積極性も披露。ミスもあったなかで、後半アディショナルタイムに正確なプレースキックで植田の劇的決勝弾を演出し、帳尻を合わせた。
■鎌田大地(フランクフルト)=★★★★☆
スペースでボールを受けるセンスが光り、トップ下として機能。ハイライトは後半13分で、伊東から横パスを受けるとそのままドリブルで持ち上がり、ペナルティーエリア内で相手GKを強襲するシュートを放った。南野とのポジション争いにおいて、強烈なアピールに成功したと言っていい。
■伊東純也(ヘンク)=★★☆☆☆(→後半40分OUT)
スピードは身体能力の高いコートジボワールの選手相手にも通用していたが、“伸びてくる足”に苦戦した印象。カメルーン戦と比べてクロスの精度も低く、アタッキングサードに入ったあとのバリエーションの少なさに課題を残した。
■久保建英(ビジャレアル)=★★☆☆☆(→後半16分OUT)
1年4カ月ぶりのスタメンは左サイドでの出場。最大の見せ場にして、悔やまれるのは前半2分に鈴木からの折り返しを受けた場面で、左足でダイレクトシュートを放つも枠内に飛ばせなかった。同33分に中山とのパス交換から左サイドを突破するも、クロスは鈴木に合わず。厳しいマークを受けてボールロストする回数も多く、ビジャレアルでベンチスタート続きの影響を感じさせた。