ミラン指揮官に認められた本田の別格のプロ意識 「プレー態度を決して間違えることはない」
ラツィオ戦前日会見で覇気のない選手に激怒も背番号10は高評価
ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督がチームのプレー態度に激怒する中で、日本代表FW本田圭佑の試合に臨む姿勢を讃えている。
ラツィオ戦前日会見に出席した鬼軍曹は激怒していた。
「イギリスに行けば、誰もプレー態度について語られることはない。ここイタリアだけが態度について議論になる。では態度を誤れば、ミランでプレーできないか? 態度は間違えてはならないことで、それを間違えれば、キエーボでもどこでもプレーできない」
3月6日のサッスオーロ戦で0-2で敗れ、公式戦12試合連続無敗記録が途絶えたミラン。前節のキエーボ戦でスコアレスドローに終わり、5位インテルと一時は「1」に肉薄していた勝ち点差が、気づけば「6」にまで開いた。来季の欧州チャンピオンズリーグ出場権を手にできる3位ローマとの差は「11」まで開くなど、絶望的な状況になっている。
蓄積疲労から覇気のないプレーが続くミランの選手は、格下のキエーボにも押されまくる展開で、メディアとサポーターからプレー態度を批判されている。特に前線からの強烈なプレッシングでチームに貢献してきたFWエムベイェ・ニアングが交通事故による手術で今季絶望となり、代役で出場した悪童FWマリオ・バロテッリやコンディション不良のFWジェレミー・メネズが槍玉に挙げられている。
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