「ぜひ日本代表で見たい」 J1席巻の右SBに元日本代表DFが期待「酒井宏樹にない要素」
「山根は中盤の枚数を一枚増やすようなSB」
栗原氏は「あの状況でボックス内に入っていくSBは、日本ではなかなかいない。 あの場面だったら、家長の外側を回ってオーバーラップするSBがほとんど」と舌を巻いていた。さらに「この中に入っていくプレーは、酒井宏樹にはない武器。山根は中盤の枚数を一枚増やすようなSBだから。宏樹はフィジカルがとにかく強くて、縦のエリアで勝負するタイプだから、山根は中へのプレーで違いを作っていければ」と今後に期待していた。
柏レイソルで右SBとして開花した酒井は2012年にドイツ1部ハノーファーへと移籍し、16年にマルセイユへとステップアップを遂げたが、強靭なフィジカルや縦への突破力に磨きをかけ、リーグ・アンの名門で確固たる地位を築いている。26歳の山根が今後A代表入りするには、酒井とは異なるストロングポイントを磨き、森保一監督にアピールすることが近道になるかもしれない。