森保監督、3バックの練習は「5分間」だけだった 「完璧にできることを目指すけれど…」

日本代表の森保一監督がコートジボワール代表戦に向けて言及【写真:ⓒJFA】
日本代表の森保一監督がコートジボワール代表戦に向けて言及【写真:ⓒJFA】

森保監督がコートジボワール戦に向けて公式会見に臨んだ

 日本代表の森保一監督は12日、オランダ・ユトレヒトで行われる13日の国際親善試合コートジボワール戦に向けて公式会見に臨んだ。9日のカメルーン戦(0-0)では、後半の頭から3-4-2-1の布陣に変更し、欧州組にとって昨年6月以来、1年4カ月ぶりの3バックに挑戦したが、今回の練習では「5分間」しかプレーしていなかったと明かした。

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 オランダで行われているアフリカの強豪相手の2連戦。FIFAランク60位ながら、アーセナルFWニコラ・ペペやクリスタル・パレスのMFウィルフレッド・ザハ、MF久保建英の元同僚FWラゴ・ジュニオール(マジョルカ)ら欧州で活躍する選手も多く名を連ねる強豪だ。直近では、2014年ブラジル・ワールドカップ(W杯)のグループリーグで戦い、1-2で逆転負けを喫した。難敵相手に指揮官は「メンバー編成は、数人は入れ替えて臨みたい。コートジボワール戦でも3バック、4バックという形でトライしたい」と、カメルーン戦に続いて3バックに挑戦する姿勢を見せた。

 カメルーン戦では3-4-2-1となった後半からDF吉田麻也(サンプドリア)、DF冨安健洋(ボローニャ)、DF酒井宏樹(マルセイユ)が最終ラインを務め、シャドーにはMF南野拓実(リバプール)とMF堂安律(ビーレフェルト)、後半途中から交代出場したMF久保建英(ビジャレアル)、MF鎌田大地(フランクフルト)が入った。思い切った布陣変更だったが、カメルーン戦まで3バックの練習は「5分間」だけだったという。

「前回の3バックのトレーニングにおいても、基本は4バックでやろうと思っていて、使うか分からない3バックを試すこと、戦術に厚みをもたらすために必要と準備をしようと思ったが、練習で使ったのは5分間。その5分間で伝えられることを伝えた。短い時間でも代表活動を重ねるなかで自分たちのものにしていきたい。完璧にできることを目指すけれども、そうでなくともレベルアップを目指すのが大切。どう使っていくか分からないけど、どちらのシステムも今積み上げることをやりながら次に向かっていきたい」

 コートジボワール戦でも試すとみられる3バック。短い練習時間でも、代表のプライドを持って成熟させていくつもりだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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