「継続した好パフォーマンスが…」 本田圭佑、好調への“貢献度”に現地注目「攻撃を創造」
ラザロニ監督就任後のボタフォゴは2勝1分 「戦術との合致」を現地紙指摘
ブラジル1部ボタフォゴの元日本代表MF本田圭佑は現地時間11日、ブラジル全国選手権1部の第15節スポルチ・レシフェ戦に先発フル出場。豪快なミドルシュートで先制点を挙げ、2-1の勝利に貢献した。ブラジル紙「Extra」は「最近の継続した好パフォーマンスが報われた」として、本田の貢献度を称賛している。
前節のパルメイラス戦(2-1)に続いて先発出場した本田は前半29分、相手GKのパスミスをペナルティーエリア外で拾うと、そのまま左足でミドルシュート。豪快な一撃がファーサイドのネットに突き刺さり、ボタフォゴが先制点を奪った。前半終了間際にもMFカイオ・アレシャンドレが追加点を奪い、後半に1点を返されたものの、2-1で勝利を収めて2連勝。13位に浮上している。
ブラジルの日刊紙「Extra」は「ケイスケ・ホンダはボタフォゴの一員として二つ目のゴールであり、全国選手権1部では初のゴールだ」と値千金の一撃に言及。次のように分析し、伝えている。
「最近の継続した好パフォーマンスが報われた。これはブルーノ・ラザロニ新監督の戦術との合致がもたらしたものだ」
「現在の好調には、攻撃を創造する本田と中盤のパートナーの存在がある。カイオ・アレシャンドレは3試合連続でゴールを決めている」
ボタフォゴはラザロニ監督の就任後、2勝1分と好調を維持。そのなかで、記事では本田とカイオの2人が果たす役割の大きさを指摘している。中盤からチームを力強く牽引する姿が、今後も見られることになりそうだ。
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