ミランが久保建英に再び興味? “可能性”に海外注目「他のクラブに移すこともできる」
ビジャレアルで出場機会が少ない状況を受け、ミランの名前が再浮上か
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は今季、レアル・マドリードから1年間のレンタルに出たが、開幕5試合連続ベンチスタートと思うように出場時間を得られていない。“白い巨人”の関係者は危機感を募らせているとも報じられるなか、ビジャレアルとのレンタルを終了させた場合、今夏にも久保獲得に興味を示していたACミランが再び動く可能性もあると海外メディアは報じている。
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久保はウナイ・エメリ新監督が獲得を熱望したとも報じられ、昨季リーグ5位のビジャレアルでさらなる飛躍を期待されていた。しかし、蓋を開けてみれば、開幕から5試合連続ベンチスタート。短い時間で攻撃を活性化するプレーもあったが、リーグ戦わずか54分間の出場タイムと決して現状は芳しくない。
スペインのラジオ局「カデナ・セール」は、「クボのレンタルに関するレアル・マドリードでの不快感」と見出しを打ち、「レアルは出場時間の少なさを理解できない」と伝えていた。
日本代表の一員として参加したオランダ遠征でも、9日に行われた国際親善試合カメルーン戦(0-0)戦はベンチスタート。後半20分から出場し、アディショナルタイムには惜しい直接FKがあったが、ボールロストの回数も多く、実戦感覚に不安を感じさせた。
そんななか、久保の保有権を持つレアル専門メディア「ディフェンサ・セントラル」は「ミラン:“テーマ・クボ”でのマドリードの怒りを把握、日本人へサインを提示」と見出しを打ち、最新のレポートを展開。ビジャレアルへの期限付き移籍打ち切りの可能性に言及し、次の移籍先としては「ACミランがあり得る候補」と記している。
また、イタリアのサッカー専門サイト「カルチョメルカート・コム」も「ミランに近づいていた久保は、ビジャレアルでプレーしていない。レアル・マドリードはイライラしており、クボを他のクラブに移すこともできる」と現状を説明。ミランが再び獲得に乗り出す可能性を示唆している。
ミランは今夏にも久保の獲得に動いていただけに、今も“有力候補”とされているようだ。レアルがビジャレアルとのレンタル契約破棄という決断を下した場合、イタリア行きは実現するのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)