オルンガは「トップトレンドのトピック」 イニエスタ擁する神戸撃破に母国ケニア歓喜
シーズン20得点を突破するオルンガの2ゴールで柏が4-3で神戸に勝利
柏レイソルとヴィッセル神戸によるJ1リーグ第21節のゲームは、両チーム合わせて7ゴールが飛び交う乱打戦となり、最終的に柏が4-3で逃げ切った。この日2ゴールを挙げたFWオルンガの母国ケニアメディアは、「トップトレンドのトピックだった」と報じている。
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柏は前半20分、FW江坂任のパスを受けたMFクリスティアーノが右サイドの敵陣深くからクロスを供給する。ペナルティーエリア内でこれに反応したオルンガは、相手DF大﨑玲央のマークをはねのけ、倒れ込みながらヘディングシュートで先制点をゲット。オルンガは得点王レースを独走する20ゴール目となった。
その後、前半終盤に江坂とオルンガが立て続けにゴールを決めると、後半7分には江坂がこの日2得点目を挙げ、柏は大量4点のリードを奪った。
勝負あったかに思われたが、神戸も途中出場のFW田中順也が2点を返して反撃ムードとし、後半41分にはFWドウグラスがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これを元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが冷静に決めて3試合連続ゴールを挙げ、終盤で1点差まで詰め寄った。結局あと一歩及ばず、柏は逃げ切って2連勝、4連勝していた神戸は三浦淳寛新監督の体制移行後、初黒星となった。
オルンガは10日の試合後、自身のツイッターにイニエスタと健闘を称え、握手や肩を組んで歩く後ろ姿など4点の写真をアップし、「レジェンド」と投稿。“世界のイニエスタ”に競り勝ったことに、母国ケニアも歓喜に沸いているという。
ケニアメディア「Nation」は、「ケニア人はオルンガがネットを2度揺らしてイニエスタの神戸に勝利して夢中」と見出しを打ち、「ケニア人にとってオルンガはトップトレンドのトピックだった」と言及。記事では、「オルンガはプレミアでプレーすべきだ」「マンUよ、カバーニよりも良いストライカーがいる。マイケル・オルンガを来年1月の移籍市場でどうだ?」といった海外ファンのツイートも紹介している。
イニエスタ擁する神戸との一戦で、オルンガの名前はさらに広まっているようだ。