「まさに砦」 スペイン主将ラモス、技ありの“ノールック・ヒールカット”が話題沸騰

スペイン代表DFセルヒオ・ラモス【写真:AP】
スペイン代表DFセルヒオ・ラモス【写真:AP】

カットインしてきたスイスMFバルガスのドリブルを“野生の勘”で阻止

 スペイン代表は現地時間10日、UEFAネーションズリーグ(NL)リーグA・グループ4のグループステージ第3節でスイス代表が対戦。1-0で完封勝利を飾ったなか、キャプテンのDFセルヒオ・ラモス(レアル・マドリード)が見せた技ありの“ノールックカット”が反響を呼んでいる。

 スペインは2列目にFWアンス・ファティ(バルセロナ)、MFダニ・オルモ(RBライプツィヒ)、FWフェラン・トーレス(マンチェスター・シティ)を並べ、1トップにFWミケル・オヤルサバル(レアル・ソシエダ)が入る陣容。前半14分にオヤルサバルが先制ゴールを決め、その1点を守り抜く形で2連勝を飾り、グループ首位をキープした。

 そのなかでクリーンシートに貢献したセンターバックのS・ラモスが、自身の公式インスタグラムに投稿した一本の動画が注目を集めている。

 映像では、スイス代表MFルベン・バルガス(アウクスブルク)がサイドからカットインを仕掛けてきたなか、コースに入っていたS・ラモスは、逆を突かれそうになった瞬間、右足ヒールを出してボールにヒット。サイドのスペースに弾き、猛スピードでこぼれ球を回収した。

 S・ラモスは自ら投稿に「アクセス拒否」とメッセージを添えると、レアルOBの元ブラジル代表DFロベルト・カルロスは拍手の絵文字で反応。海外ファンからも「史上最高のディフェンダー」「まさに砦」「(地獄の皇帝)ヘルカイザー」と称賛の声が上がった。

 また、ポルトガル紙「O JOGO」も「話題沸騰のラモスのカット」と見出しを打ち、「ボールに触れられなかった場合、PK献上だったであろうなかで、大多数は魅了された」と反響を呼んでいることを伝えている。

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