ユナイテッドvsシティが火花 ポチェッティーノ“争奪戦”に英注目「最も求められている男」
マンチェスターを本拠地とするビッグクラブ同士がアルゼンチン監督を巡って火花か
マンチェスター・ユナイテッドとマンチェスター・シティの両雄が、次期監督候補として前トッテナム指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ氏に熱視線を送っているようだ。英紙「デイリー・ミラー」が「マンチェスターで最も求められている男」として、アルゼンチン人指揮官の存在を報じている。
ユナイテッドは2018年12月に現トッテナム監督のジョゼ・モウリーニョ氏を解任し、オレ・グンナー・スールシャール監督を招聘。同監督の下で昨季プレミアリーグ3位に入り、UEFAチャンピオンズリーグ出場権を獲得した。
しかし、今シーズンは開幕3試合で1勝2敗とスタートダッシュに失敗。その影響からスールシャール監督の解任論がにわかに囁かれ始めているが、ユナイテッドは次期監督としてポチェッティーノ氏の招聘を狙っているというのだ。
しかし、プレミアで実績十分のポチェッティーノ氏を狙っているのはユナイテッドだけではない。同じマンチェスターを本拠地とするシティも、ジョゼップ・グアルディオラ監督の後任としてアルゼンチン人指揮官に目をつけているようだ。
シティも今季は開幕3試合で1勝1分1敗の低調なスタートとなった。グアルディオラ監督は今季シティで5年目を迎え、1クラブでの在任期間は過去最長。同政権下で一つのサイクルの終わったと指摘する声も挙がっている。グアルディオラ監督とシティの契約は2021年までで、今季終了後に監督交代が起こる可能性はある。
マンチェスターの2大クラブが獲得を狙っていることから、「ミラー」紙はポチェッティーノ氏のことを「マンチェスターで最も求められている男」と称している。
トッテナムをプレミアリーグトップ4争いの常連へと導いたポチェッティーノ氏の手腕は、世界的にも高い評価を受けているだけに、その動向には注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)