「来年こそジダンの年になる」 盟友デル・ピエロがレアル監督としての成功を予言

ユベントスで競演した名手の成功を確信 「彼は良いコーチになる」

 レアル・マドリードで指揮を執るジデネィーヌ・ジダン監督に、かつての盟友がエールを送った。元イタリア代表FWアレッサンドロ・デル・ピエロ氏が「来年はジダン・イヤーになる」と、かつての盟友の指揮官としての成功を予言した。スペイン紙「AS」が報じている。

 デル・ピエロ氏は若手アスリートの発展に対し、国際的な慈善活動を行う「ローウレウス」という団体の会合に出席した。その場で行われたインタビューで、現在のサッカー界について問われると、かつての盟友であるジダン監督についてこう触れた。

「ジダンはナイスガイで、なおかつ非常にプロフェッショナルな人間だ。だからこそ彼は良いコーチになるはずだ」

 デル・ピエロ氏とジダン監督はセリエAのユベントスで、1996年から2001年までの5シーズンにわたってチームメイトとして苦楽をともにした。当時のマルチェロ・リッピ監督、カルロ・アンチェロッティ監督の下、ストライカーとトップ下として鮮やかなテクニックで競演して、”ビアンコネーロ(白と黒)”の中核をなした。

 それだけにデル・ピエロ氏も、今年1月からレアルの監督として采配を振るうジダン氏に対する思い入れも大きい。ただ、現在レアルを取り巻く状況は「奇妙」だと表現し、本領を発揮するのは来季以降だと発言している。

 

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