「プレー時間が長くなれば…」 南野拓実、6分間で感じた久保建英との“化学反応”「攻撃を活性化」
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南野拓実はカメルーン戦で久保建英と6分間ともにピッチに立った 「時間は少なかった」
森保一監督率いる日本代表は11日、オランダ・ユトレヒトで13日の国際親善試合コートジボワール戦に向けて合宿7日目を迎えた。日本代表の“新10番”MF南野拓実(リバプール)は、9日の国際親善試合カメルーン戦(0-0)で、後半から左シャドーに入った。途中からはMF久保建英(ビジャレアル)と短い時間ながらともにプレーし、「プレー時間が長くなれば、チームにとってプラスになる」と好感触を得たようだ。
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6分間の競演だった。カメルーン戦、定位置のトップ下に入り、前半19分に左足シュートを放つもGK正面、同20分にも今度は右足でシュートを放ったが、枠をとらえられなかった。後半からはチームが3バックに変更。南野は左シャドーに入った。後半20分にはMF堂安律(ビーレフェルト)に代わって久保がピッチに立ち、右シャドーへ。南野が下がるまでのわずか6分間ともにプレーした。
これまでは久保がA代表デビューを果たした昨年6月から9月と10月の代表活動でともに招集されていたが、一緒にピッチに立ったのは9月の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)のみ。ハーフタイムに途中出場した45分間ともにプレーしたが、6月や10月の代表戦では競演が叶わなかった。今回、お互いの環境も変わり1年以上経っての“再会”。南野は好感触だったようだ。
「時間は少なかった。タケもボールを受けてから1人、2人はがして前を向けるし、シャドーに入った時にチームにとって攻撃を活性化させる良い選手だと思う。今後もプレー時間が長くなれば、チームにとってプラスになる。一緒にプレーすることがあればコミュニケーションを取って、お互いの良さを生かしていければ良い。タケだけではなくて、三好(康児)や(鎌田)大地もレベルが高く、それぞれ特徴があるので、誰が入っても生かしてプレーできるようにというのは練習から皆が意識している。それをやっていければ」
長い時間をかけることでさらに連係を向上させることができると感じているという。コートジボワール戦で再び競演が叶えば、新たな“化学反応”に期待できるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)