「うますぎ」 神戸イニエスタ、マーカー翻弄の超絶切り返し&バックヒールパスに反響
壮絶な点の取り合いで3-4と惜敗も、テクニックで相手を翻弄
ヴィッセル神戸は10日、J1リーグ第21節・柏レイソル戦で壮絶な点の取り合いを演じ、惜しくも3-4で敗れた。元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは3試合連続ゴールを決めるだけでなく、段違いのテクニックでも意地を見せた。
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神戸は前半20分、柏のエースFWオルンガに今季20得点目を決められて先制を許すと、前半終了間際にも立て続けに2点を失う。さらに、後半7分にもFW江坂任にこの日2点目を与えてしまい、4点の大量リードを奪われた。
しかし、神戸も途中出場のFW田中順也が2点を返して反撃ムードとすると、後半41分にはFWドウグラスがペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをイニエスタが冷静に決めて3試合連続ゴールを挙げ、終盤で1点差まで詰め寄った。結局あと一歩及ばず、三浦淳寛新監督の体制となって続いていた連勝は「3」でストップしたが、イニエスタが試合中に見せたテクニックが反響を呼んでいる。
前半43分、敵陣右サイドをドリブルで駆け上がり、相手MF三原雅俊がついてくると見るや、軸足の裏を通して左側へ方向転換。鋭い切り返しについていけず、三原は思わずピッチに転倒した。イニエスタのクロス一度跳ね返されたが、こぼれ球を拾ったなかで相手が2人がかりで止めにきたところをバックヒールでDF西大伍にパスを通し、技術の高さをうかがわせた。
衰え知らずの36歳にファンからは「イニエスタうますぎ」といった感嘆の声が上がっている。
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