英記者がカメルーン戦“先発11人”を採点 「シャープさの欠如は明白」と苦言を呈したのは?
「クオリティーの片鱗」を見せた堂安だが「アピール不足は否めない」
【MF】
■中山雄太(ズウォレ) 5点
物足りなさはあったが、少なくとも90分間安定感を示した。後半には推進力を見せた。
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■柴崎 岳(レガネス) 5.5点
いつも通りの柴崎。最終ラインをプロテクトする役割は遂行できなかったが、視野と配球力を駆使。後半は伊東純也のスペースを生かしていた。
■原口元気(ハノーファー) 5点
攻撃面での貢献が期待された前半はオフェンス面で沈黙。3バックへのシステム変更となった後半はウイングバックとして機能した。
■南野拓実(リバプール) 6点
日本の攻撃の中心となった。相手の攻勢時やポゼッションではプレスを仕掛け、好機も演出した。だがミドルシュートの精度という大きな課題も残した。
■堂安 律(ビーレフェルト) 5点
酒井と中山と連動し、クオリティーの片鱗は見せた。運動量とワンタッチパスでカメルーン守備陣に対抗しようとしたが、アピール不足は否めない。
<FW>
■大迫勇也(ブレーメン) 5.5点
後半4分、日本に先制点をもたらす絶好機を逃した。伊東の高質なクロスをヘディングで合わせたが、枠を外した。ポジションを変えてカメルーン守備陣に対応したが、シャープさの欠如は明白だった。
マイケル・チャーチ
アジアサッカーを幅広くカバーし、25年以上ジャーナリストとして活動する英国人ジャーナリスト。アジアサッカー連盟の機関紙「フットボール・アジア」の編集長やPAスポーツ通信のアジア支局長を務め、ワールドカップ6大会連続で取材。日本代表や日本サッカー界の動向も長年追っている。現在はコラムニストとしても執筆。