カメルーン戦で“株を上げた人・下げた人”は? 森保J出場全15選手「パフォーマンス査定」

右サイドハーフでスタメン出場したMF堂安律【写真:ⓒJFA】
右サイドハーフでスタメン出場したMF堂安律【写真:ⓒJFA】

ボランチ、2列目ともに“決定打”を欠き、物足りなさを残す

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■中山雄太(ズウォレ)=★★☆☆☆
 ホロ苦いA代表デビューから1年4カ月、再び柴崎とのコンビでピッチへ。敵陣ペナルティーエリアにも果敢に入っていくなど前への意識は高かったが、右サイドへの伊東のパスが合わないシーンも散見され、攻撃の起点となるには課題を残した。

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■柴崎岳(レガネス)=★★☆☆☆
 相手のボランチにボールが入ると、鋭い寄せでプレス。中山よりもパス精度が高く、散らしの巧みさは窺えた。後半20分にはペナルティーエリア外からミドルシュートを放つも、枠内には飛ばず、物足りなさが残った感も否めない。

■原口元気(ハノーファー)=★★★☆☆(→後半41分OUT)
 今回招集が見送られた中島翔哉(ポルト)に代わって左サイドのスタメンに入り、序盤から気迫あふれるプレーを披露。中央寄りのポジション取りも意識しながら、左サイドバックの安西のカバーにも走った。3バック移行時には左ウイングバックでプレー。

■南野拓実(リバプール)=★★☆☆☆(→後半26分OUT)
 前線から精力的にプレスをかけ、攻撃では巧みなボディコントロールとターンで起点に。前半19分に左足でチームのファーストシュートを放つなど、最もゴールに迫った一人だったが、放ったシュート本数を考えれば、なんとかネットを揺らしたかった。

■堂安律(ビーレフェルト)=★★☆☆☆(→後半20分OUT)
 守備には走っていたが、前半23分のコーナーキック時に相手がクリアしたボールを敵陣でキープできず、カメルーンにカウンターを食らう場面も。攻撃ではボールを思うように持てず、苦しい時間が続いた。交代直前の後半20分、堂安の縦突破から酒井がクロスを上げ、こぼれ球を柴崎がミドルを打ったシーンが唯一惜しい形だった。

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