リーグ戦でいまだ先発出場のない久保「レアルサポーターは久保のローンについて…」

　日本代表MF久保建英は今季ビジャレアルに期限付き移籍したが、開幕から5試合連続でベンチスタートとなっており、なかなか出場機会が与えられない状況が続いている。そうしたなかレアル専門メディアは、「プレー時間についてどれくらいまで我慢するべきなのか？」と投稿し、不満を露わにしている。

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　昨季マジョルカに期限付き移籍した久保は、35試合に出場して4ゴール4アシストを記録。降格したチームのなかで着実な成長を遂げた。保有元のレアル・マドリードはさらなる飛躍を促すべく、スペイン2年目となる今季はUEFAヨーロッパリーグにも出場する上位クラブのビジャレアルに期限付き移籍させた。

　しかし、久保の獲得を直接クラブに注文したウナイ・エメリ監督は開幕から5試合連続で久保をベンチスタートとしている。開幕節ウエスカ戦（1-1）は後半32分、第2節エイバル戦（2-1）は後半40分、第3節バルセロナ戦（0-4）は後半29分、第4節アラベス戦（3-1）は後半30分、第5節アトレティコ・マドリード戦（0-0）は後半40分からと、満足に出場機会を得られていない。

　クラブでの先発出場がないからか、日本代表の一員として迎えた9日の国際親善試合カメルーン戦（0-0）でもベンチスタートとなり、後半20分からの途中出場となった。そうしたなか、レアル専門メディア「The Real Champs」は、公式ツイッターで「レアルサポーターは久保のローンについてどう感じるべきだと思うか？　プレー時間についてどれくらいまで我慢するべきなのか？」と投稿している。

　レアルとしては今季リーグ戦わずか54分間の出場にとどまっている久保の現状を面白くは思っていないはずで、カメルーン戦でも試合終了間際に直接FKでこの日最大の決定機を生み出していたが、ビジャレアルでも十分な出場時間を与えられればインパクトを残せるはずだと、同メディアはエメリ監督の采配に不満を覗かせていた。

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