“オール海外組”で「日本代表は次のステップに向かっている」 主将・吉田が底上げを実感
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カメルーンと0-0、吉田は一定の感触「ヨーロッパにいる選手だけで集まれたのは…」
日本代表は9日、国際親善試合でカメルーン代表と対戦し0-0と引き分けた。主将の日本代表DF吉田麻也は試合後、“オール海外組”となった今回の代表メンバーについて「日本代表が次のステップに向かっている」と語っている。
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Jリーグが過密日程となっており、帰国時の隔離期間もあるため、招集メンバー全員が欧州でプレーする選手となった日本代表は、史上初の“オール海外組”でカメルーン戦に臨むことになった。セリエAのサンプドリアでプレーする吉田がキャプテンを務め、強靭なフィジカルを誇るカメルーンのアタッカー相手に健闘した。
試合は両チームともにネットを揺らすことができず、スコアレスドローに終わったが、吉田は試合後のインタビューで「こういう環境、状況下のなか、ヨーロッパにいる選手だけで集まれたのは一つ、日本代表が次のステップに向かっていると思う」と、世界と戦ううえでチームの底上げができていると語った。
一方で、「まだまだ選手の質だったり、クラブの規模は足りないと感じている。こういう対戦相手とこういう試合を毎回やって、本当の意味でチームを強化していくことが大切」と指摘しつつ、「久しぶりの試合だったので、噛み合わないところも何度かあったが、感覚は良くなっている。次の対戦相手もいいチームなので、タフな試合にはなると思うが、次は勝ちたい」と意気込みを見せていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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