「次につながる」 森保監督、“オール海外組”での今年初戦を評価「よく踏ん張ってくれた」
カメルーンに無失点も「まだまだ上手く守れる守り方はある」
日本代表は9日にオランダ・ユトレヒトでカメルーンと国際親善試合を行い、0-0で引き分けた。チームを率いる森保一監督は「非常に強い相手と試合をできたことは次につながる」と試合を振り返った。
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招集メンバー全員が欧州でプレーする選手となり、史上初の“オール海外組”で試合に臨んだ森保ジャパン。前半はいくつかチャンスを作ったものの、決定機と呼べるシーンはないまま0-0でハーフタイムを迎えた。
森保監督は後半開始と同時に右サイドにMF伊東純也を投入し、システムを3-4-2-1へと変更。さらにMF久保建英やMF鎌田大地らも投入して、攻撃の活性化を図った。
終了間際に久保が直接FKからのシュートでゴールを強襲する場面もあったが、日本は最後までカメルーンの守備を崩し切ることはできず、スコアレスドローに終わった。
2020年初戦を引き分けで終えた森保監督は「引き分けは満足いく結果ではないけど、試合中も良い時も苦しい時もありながら、苦しい時はしっかりと耐えて戦う、勝利を届けようというところを選手たちは続けてくれたと思う」と振り返った。
海外組の選手だけという異例の状況下での試合となったことについては「日本代表として活動するなか、若い選手、ベテランの選手が融合しながらチーム力を上げてレベルアップをすると考えているなか、非常に強い相手と試合をできたことは次につながると思う」と語った。
無失点で終えた守備陣については「まだまだ上手く守れる守り方はあると思う」としたうえで、「失点ゼロというのは選手がよく踏ん張ってくれたと思う」と一定の評価を与えた。
日本代表は現地時間13日にコートジボワールと対戦する。