“神童vs筋肉男”…スペイン代表の“クレイジー”なリフティング対決が話題 「素晴らしいデュオ」
ファティとトラオレが練習中にリフティング対決をした動画が拡散
スペイン代表は現地時間7日、イベリア半島のライバルであるポルトガル代表と国際親善試合を戦い0-0の引き分けに終わった。この試合でFWアダマ・トラオレ(ウォルバーハンプトン)が待望のスペイン代表デビューを果たしたが、練習中に見せた17歳の“神童”FWアンス・ファティ(バルセロナ)とのリフティング対決が、海外メディアで話題となっている。
サッカー界屈指の“筋肉男”として知られるトラオレは現在24歳で、名門バルセロナの下部組織出身。2016年にプレミアリーグのミドルスブラで頭角を現すと、18年夏に移籍したウォルバーハンプトンでブレイク。爆発的なスピードと屈強なフィジカルを併せ持つサイドアタッカーとして輝きを放ち、チームの上位進出に大きく貢献した。
その活躍はスペイン代表監督の目に留まり、昨年11月に初招集。だがこの時は負傷により辞退。また今年9月に招集された際には、今度は新型コロナウイルスの陽性反応によりプレーできなかった。そんな苦難を乗り越え、ポルトガル戦の後半17分から途中出場し、待望のA代表デビューを果たした。
そんなトラオレが、今度は練習場でのワンシーンで話題となっている。スペイン代表公式ツイッターに投稿された1分21秒の動画は、トラオレが足もとに転がるボールを拾い軽快にリフティングを始めるシーンからスタート。回し技“アラウンド・ザ・ワールド”を披露して目の前に歩いてきたバルサの“後輩”ファティにパスをした。ファティも同じトリックを見せてボールを戻すと、ここから2人の“リフティング対決“が始まる。
トラオレが軸足の後ろに右足を回してボールにタッチすれば、ファティは両足でボールを挟んでリフトアップ。今度はトラオレが足の甲でボールを止めてから回し技を見せてネックキャッチを披露すれば、ファティもネックキャッチからのヒールキックを見せた。
2人とも笑顔を絶やさない和やかな対決はエスカレートしていき、今度はトラオレがボールを右太ももと胸で挟みながら落とさずに前転。ファティも同様の技に挑戦したが、ボールを挟む際に一度左手で押さえており、対決はトラオレの“判定勝ち”のような格好となった。