アーセナル、“高給取り”エジルとの契約解除を希望 放出に向けて再交渉と英紙報道
半年以上公式戦での出番がなく、完全に構想外の状況に置かれる
アーセナルは元ドイツ代表MFメスト・エジルとの契約解除を望んでいるようだ。人件費削減のためにクラブ最高給取りのエジルを放出するための交渉を再開すると英紙「デイリー・メール」が報じている。
エジルはミケル・アルテタ監督の下で出番を得られず、今年3月のウェストハム戦を最後に公式戦出場から遠ざかっている。今季はUEFAヨーロッパリーグ(EL)に臨む25人の登録メンバーから外れたことが明らかになったほか、プレミアリーグの選手登録からも外れる可能性も浮上するなど完全に構想外の状況だ。
アーセナルはそんなエジルと途中での契約解除を望んでいるという。新型コロナウイルス禍での財政難もあって人件費削減に取り組むクラブは、週給3500万ポンド(約4800万円)とクラブ最高額のサラリーを手にする背番号10を放出したい考えのようだ。
記事によれば、アーセナルはエジルとの合意を取り付けるために2週間に渡って交渉を行ってきたというが、エジルは契約内の残りの給与1300万ポンド(約18億円)の受け取りを望んでおり、交渉は失敗に終わっていたようだ。
しかし、1月以降の賃金請求から高額年俸のエジルを取り除きたい方針のアーセナルは、別のオファーを準備して再びエジルと交渉を行うと伝えられている。
アーセナルで蚊帳の外に置かれた状態のエジル。半年以上も公式戦出場から遠ざかっているが、このままチームを去ることになってしまうのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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