“ガラスの天才”ウィルシャー、新天地の“最有力”はスコットランドか 海外移籍の選択肢も
レンジャーズへの移籍が有力視される一方、MLSやアジアの可能性も挙げられる
ウェストハムと契約解除した“ガラスの天才”、元イングランド代表MFジャック・ウィルシャー。新天地が注目されるなか、英国のブックメーカーではスコットランドへの移籍が最有力候補となっているようだ。英紙「デイリー・レコード」が報じている。
アーセナルの下部組織出身でイングランド代表の中心を担うとの期待も大きかったウィルシャーだが、キャリアを通じて度重なる負傷に悩まされてきた。英語圏でも「injury prone(怪我がちの)」と形容されることが多い選手の1人だ。
2018年からウェストハムでプレーしていたウィルシャーは先日、双方合意の下でクラブと契約解除を発表。SNSでは「まだトップの試合で貢献できる」と健在をアピールし、新天地が注目されているが、現地ブックメーカーではスコットランド行きの可能性が最有力候補となっている。
ブックメーカーサイト「Oddchecker」によると、現地時間7日17時時点でウィルシャーの移籍先として一番人気なのは元イングランド代表MFスティーブン・ジェラード監督率いるスコットランドの名門レンジャーズで、オッズは1.25倍だという。続いてイングランド・プレミアリーグで開幕3連勝中のアストン・ビラが4倍で2番人気だ。
さらにクリスタル・パレス(17倍)や古巣アーセナル(19倍)も上位にきている。また米メジャーリーグサッカー(MSL)のどこかのクラブ(23倍)、サウジアラビアのどこかのクラブ(29倍)といった海外移籍の選択肢も挙がっている。
28歳となったウィルシャー。怪我との戦いを続けるなかで、今後はどのようなキャリアを歩むことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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