「南野を抜擢?」 リバプールの“主力フィルミーノ外し”を英紙指摘「最高の状態ではない」
今季ノーゴールのフィルミーノ、先発降格の可能性に現地紙が注目
リバプールは現地時間4日、プレミアリーグ第4節でアストン・ビラと対戦し、敵地で2-7と大敗を喫した。大量7失点の歴史的大敗を受け、英メディアは「クロップが直面、フィルミーノの変更を熟考」と見出しを打ち、背番号9の不調が日本代表FW南野拓実の起用法にも影響する可能性を指摘している。
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開幕3連勝と幸先の良いスタートを切った一方、新戦力のスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラとエースのセネガル代表FWサディオ・マネが新型コロナウイルス感染に戦線離脱。ブラジル代表GKアリソンも負傷で長期負傷が伝えられており、主力組が相次ぐ離脱を強いられている。
そんななかで迎えたアストン・ビラ戦では、前半だけで4失点、後半に3失点を喫し、計7失点で57年ぶりとなる大量7失点の歴史的大敗となった。南野は後半頭から途中出場している。そのなかで英地元紙「リバプール・エコー」は「クロップが直面、フィルミーノの変更を熟考」と見出しを打ち、リバプールのアタッカー事情に注目した。
記事では、「フィルミーノが今季、最高の状態ではないことに疑いの余地はない」と取り上げ、長年リバプールの最前線を担ってきたブラジル代表FWロベルト・フィルミーノのコンディションが万全ではないと主張しており、「コロナウイルスからマネが復帰した際、クロップは前線を熟考する重要な局面を迎える」と指摘している。
「もしフィルミーノをベンチに置くならば、ジョッタを左に置き、マネを中央にスライドすることは可能か? それとも、サラーを中央に配置し、マネを右にシフトするか? または、南野をフィルミーノに代わって抜擢することに? エバートン戦に向け、正しい選択を迫られる」
これまで3トップでセネガル代表FWサディオ・マネ、エジプト代表FWモハメド・サラーという世界屈指の両ウイングの舵取りを担ってきたフィルミーノだが、今季はここまで決定機を外す場面が目立ち、いまだノーゴール。現在もチャンスメーカーとしての役割は果たしているが、ユルゲン・クロップ監督は重要なマージーサイド・ダービーでメンバー変更を決断することになるのだろうか。