”死の組”に入ったヤングなでしこ U-20女子W杯で2大会ぶりのメダル獲得を狙う
11月にパプア・ニューギニアで開催 ナイジェリア、カナダ、スペインと同居
U-20女子ワールドカップ(W杯)に臨む「ヤングなでしこ」の本大会での対戦相手が決定した。11月にパプア・ニューギニアで開催される同大会のグループリーグ組み合わせ抽選会が実施され、日本は前回準優勝のナイジェリアなどと同居するB組に入った。
グループBに振り分けられた日本は、アフリカ代表のナイジェリア、北中米代表のカナダ、欧州代表のスペインと対戦することが決まった。ナイジェリアは前回大会で準優勝、スペインは日本が2014年のU-17女子W杯で優勝した際の決勝戦を戦った相手であり、強豪が揃うグループに入ることになった。
日本は11月13日の大会初日に登場し、ナイジェリアと初戦で激突する。16日にスペイン、20日にカナダと対戦し、上位2チームに入れば準々決勝以降の戦いに進出することができる。
2012年に地元開催されたU-20女子W杯で、「ヤングなでしこ」は旋風を巻き起こした。MF田中陽子(現ノジマステラ)やMF猶本光(浦和)、MF柴田華絵(浦和)の活躍で次々に勝ち進み、準決勝でドイツに力負けこそしたものの、3位決定戦でナイジェリアを下して銅メダルを獲得している。
しかし、14年の同大会はMF猶本を中心としたチームで臨んだがアジアの壁にはね返されて本大会出場を逃した。日本にとっては昨年のU-19アジア女子選手権を制して2大会ぶりの出場となる。