「移籍市場の勝者」はどのクラブ? 英メディア選出、久保は「エキサイティングなウインガー」
10月5日に閉幕した移籍市場を査定 欧州各国リーグから3クラブずつ選出
欧州の移籍市場は現地時間10月5日に閉幕を迎えた。期限直前まで様々な動きがあったなか、英メディア「Squawka」は「誰が欧州夏のマーケットの勝者なのか」と見出しを打って特集。スペインからはビジャレアルも選出され、その要因として日本代表MF久保建英の名前も挙がっている。
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今回の移籍市場は新型コロナウイルスの影響もあり、近年と比べて全体的に動く金額が減少傾向にあった。それでも期限最終日にはウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニ(無所属→マンチェスター・ユナイテッド)、ガーナ代表MFトーマス・パーティ(アトレティコ・マドリード→アーセナル)など、注目すべき移籍もいくつか成立している。
期間も含めて例年とは異なる移籍市場を終え、「Squawka」は欧州各クラブのマーケットでの動きを査定。主要リーグの“勝者”を3チームずつ選出した。先日の試合でリバプールを7-2と粉砕したアストン・ビラなどが名を連ねるなか、スペインからはビジャレアルも選出されている。
記事ではバレンシアから獲得したスペイン代表MFダニエル・パレホとフランス人MFフランシス・コクランの2選手が主な要因としつつ、「レアル・マドリードからローンで獲得した日本のエキサイティングなウインガーであるタケフサ・クボ、最終ラインを安定させるサイドバックのペルビス・エストゥピニャン、そしてGKヘロニモ・ルジも手に入れた」と指摘。各ポジションにバランス良く新戦力を揃えた点を評価していた。
また、日本代表DF長友佑都の加入したマルセイユも選出され、個人としては「経験豊富な選手であり、すでに試合で先発している」と紹介されている。個別の言及はなかったものの、日本代表MF遠藤渓太の加入したウニオン・ベルリンもリストに入っていた。
「Squawka」が選出した、欧州各リーグの「移籍市場の勝者」は以下のとおり。
■プレミアリーグ
アストン・ビラ
チェルシー
エバートン
■リーガ・エスパニョーラ
バルセロナ
ビジャレアル
セビージャ
■ブンデスリーガ
ウニオン・ベルリン
バイエルン・ミュンヘン
RBライプツィヒ
■セリエA
カリアリ
インテル
ローマ
■リーグ・アン
リール
ニース
マルセイユ
(FOOTBALL ZONE編集部)