ウクライナ伝説的GKが“現役復帰” 新型コロナが引き起こした“珍事”を海外報道

ディナモ・キエフ在籍時(16年)のGKオレクサンドル・ショフコフスキー【写真:Getty Images】
ディナモ・キエフ在籍時(16年)のGKオレクサンドル・ショフコフスキー【写真:Getty Images】

かつてウクライナ代表として92試合に出場したショフコフスキー氏がメンバー登録

 サッカー界にも大きな影響を与えている新型コロナウイルスは、思わぬ珍事をウクライナ代表に巻き起こした。伝説的GKが現役復帰する緊急事態が発生したと、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」などが報じている。

 現役時代にイタリア・セリエAの名門ACミランなどでプレーしたアンドリー・シェフチェンコ氏が監督を務めるウクライナ代表は、10月のインターナショナル・マッチウイークで現地時間7日にフランス代表と親善試合を行い、その後にドイツ代表とスペイン代表とのUEFAネーションズリーグ(NL)によるゲームを戦う。

 しかし、このタイミングで代表チームでは3人のGKに新型コロナウイルスへの感染が発覚。起用できる選手がディナモ・キエフのGKヘオリー・ブスチャンしかいない状態になってしまった。そのため、GKコーチを務めていて現役時代に代表で92試合に出場した45歳のオレクサンドル・ショフコフスキー氏が急遽の現役復帰をする形でメンバー登録をされたという。

 NLのゲームまでに新たなGKを招集できる可能性はあるものの、新型コロナウイルスはウクライナの伝説的GKの現役復帰というまさかの事態を引き起こしていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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